RIVER

いい歳こいたゲイのどーでもいいお話です。

マリーゴールド

 

思い出というのは美化される、または汚染されて記憶に滲んでいつまでも消えない染みのようなもので。

時にその懐かしい香りがふっと湧いて出て心の奥にまた色を落とすことがあって、前触れも何もないその現象は人と人とが出会う奇跡、もしくは事故みたいなもので。

 

 

 

いつまでも消えない景色が心の奥にあります。

 

 

 

いまだにその場所には行けない。

 

 

 

とても綺麗な人でした。

たくさんの感情をくれました。

 

 

 

もう少し大人になったら、

あの頃の自分に笑顔で会いに行けるのかな?

今の君に笑顔で会いに行けるのかな?

 

 

 

 

 

 

麦わらの帽子の君が

揺れたマリーゴールドに似てる

あれは空がまだ青い夏のこと

懐かしいと笑えたあの日の恋